展示会や会社説明会、株主総会など企業にはさまざまなイベントがあります。最近では、企業でイベント用に動画を制作して放映することも多くなってきました。
この記事では、イベント動画の種類やメリットについて詳しく解説します。また、イベント動画で失敗しないコツと企業の成功事例についても紹介しますのでぜひ最後までお読みください。
動画制作サービス「ムビサク」ではイベント動画の豊富な制作実績があります。動画制作を検討している方はぜひ一度お問い合わせください。
ムビサクのイベント動画の制作について詳しく知りたい方はこちら
- イベント動画の種類
- イベント動画を制作するメリット
- イベント動画で失敗しないコツと成功事例
イベント動画とは?
イベント動画とは、企業や団体が主催するイベントやセミナー、発表会などで上映される映像コンテンツです。イベントの目的やターゲットに合わせて、さまざまな種類の動画が制作されています。イベント動画を制作することで、参加者の興味を引くことにもつながります。また、イベントの様子を撮影しておくことで、イベントに参加できなかった方にも内容を把握してもらうことも可能です。
イベント動画の種類
イベント動画には目的や用途によってさまざまな種類があります。
- ティザー動画
- プロモーション動画
- デジタルサイネージ動画
- オープニングムービー
- エンディングムービー
- セミナー動画
ターゲットに合わせて適切なイベント動画を選びましょう。
ティザー動画
ティザー動画とは、イベントの開催を予告する動画です。イベントの概要や見どころを、短い時間で簡潔に伝えることを目的としています。
例えば、イベントのタイトルや日程、場所、出演者などの情報を盛り込むことで、イベントへの興味・関心を高める効果があります。また、イベントの雰囲気や期待感を演出することで、参加意欲を高める効果もあります。
なお、ティザー動画については以下の記事でも触れていますので、ぜひ参考にしてください。
プロモーション動画
プロモーション動画とは、イベントの魅力や内容をPRする動画です。イベントの目的やターゲットに合わせて、さまざまな演出や表現を用いて、イベントの魅力や価値を効果的に伝えることを目的としています。
例えば、イベントのテーマや内容をわかりやすく解説したり、イベントの出演者やゲストの魅力を紹介したりすることで、イベントへの理解を深める効果があります。また、イベントの雰囲気やワクワク感を演出することで多く人に興味を持ってもらえます。
なお、動画を活用したプロモーションについて詳しくは以下の記事を参考にしてください。
デジタルサイネージ動画
デジタルサイネージ動画とは、デジタルサイネージに表示する動画です。展示会の出展ブースに設置することで、来場者の足を止める効果もあります。
サイネージではインパクトのあるアニメーションを活用して記憶に残りやすくして、イベントが開催された後に思い出してもらうことで、商談にもつながります。
なお、デジタルサイネージ動画には、街頭や店先のサイネージで流す動画もあります。デジタルサイネージ動画の活用される場所について、詳しくはこちらをご覧ください。
オープニングムービー
オープニングムービーとは、イベントの開会式やオープニングセレモニーで上映する動画です。イベントの趣旨や内容を参加者に伝え、イベントへの期待感を高めることを目的としています。
例えば、イベントのテーマや主催者の意図を映像で表現することで、来場者の高揚感を高めて活発なイベントにすることにもつながります。
エンディングムービー
エンディングムービーとは、イベントの閉会式で上映する動画です。イベントの様子を振り返ったり、イベントの成果をアピールしたりすることを目的としています。
例えば、イベントのハイライトや、参加者の声などを盛り込むことで、イベントの様子を参加者に振り返らせることができます。また、イベントの成果をアピールすることで、イベントの成功を印象づけることにもつながります。
セミナー動画
セミナー動画とは、セミナーの様子を記録した動画です。セミナーの内容を後から振り返ったり、セミナーに参加できなかった人にも情報を届けたりすることを目的としています。
例えば、講師の解説や、参加者の質問と回答などを盛り込むことで、セミナーの内容をより詳しく理解することができるでしょう。また、セミナーの雰囲気や参加者の様子なども盛り込むことで、セミナーに参加しているような臨場感を味わってもらうことにもつながります。
なお、セミナー動画の編集方法について詳しくはこちらをご覧ください。
イベント動画を制作するメリット
イベント動画には大きく以下のようなメリットがります。
- 紙媒体より多くの情報を与えられる
- イベントへ来場する期待値が上がる
- 短時間でイベントの概要を伝えられる
- 告知やプロモーションに活用できる
- イベント後にも再利用できる
紙媒体より多くの情報を与えられる
紙媒体では、限られたスペースに情報を盛り込む必要があるため、伝えられる情報量に限りがあります。しかし、動画では、映像や音声を用いて、より多くの情報を伝えることができます。
例えば、イベントのテーマや内容、出演者やゲスト、イベントの雰囲気などをイベント動画に盛り込むこともおすすめです。また、イベントの魅力や価値を訴求するような演出や表現も効果的です。
イベントへ来場する期待値が上がる
イベントの概要や見どころを動画で伝えることで、参加者の期待値を高めることができます。
例えば、イベントの日程、場所、出演者などの情報を、わかりやすく魅力的に伝えることで、参加者の関心を高めることができます。また、参加意欲が高まることで、同僚や知人にイベントを紹介してもらえることもあります。
なお、イベントを印象づけるにはイメージ動画を制作することもおすすめです。イメージ動画の効果については以下の記事を参考にしてください。
短時間でイベントの概要を伝えられる
動画は、短時間で効果的にイベントの概要を伝えることができます。今までは、イベントの概要を説明するために、多くの時間と労力が必要になる場合がありましたが、時間と労力を削減することにもつながります。
告知やプロモーションに活用できる
イベント動画は、イベントの告知やプロモーションに効果的に活用することができます。
例えば、イベントの開催告知動画や、イベントの魅力や価値をPRする動画として活用することができます。また、SNSやYouTube、プレスリリースでの拡散にも効果的です。
イベント後にも再利用できる
イベント動画は、展示会やセミナーなどのイベント後にも再利用することができます。
例えば、イベントのレポート動画や、成果をアピールする動画として活用することができます。また、イベントに参加できなかった人にも情報を届けることも可能です。
なお、イベントの内容を短くまとめたダイジェスト動画を制作することもおすすめです。ダイジェスト動画を魅力的に作る手順については、こちらを参考にしてください。
イベント動画の制作で失敗しないコツ
イベント動画の制作で失敗しないためには、以下のコツをおさえておきましょう。
- 伝えたいメッセージを絞る
- 短い動画尺でインパクトを与える
- イベント来場者の目線で作る
- イベント告知と動画を組み合わせる
- イベントへの高揚感を演出する
- アニメーションを使用する
伝えたいメッセージを絞る
イベント動画を制作する際には、まず伝えたいメッセージを絞ることが重要です。イベントの目的やターゲットに合わせて、伝えたいメッセージを明確にすることで、効果的な動画を制作しやすくなります。
例えば、イベントに著名なゲストが出演するのであれば、ゲストの紹介をメインにした動画にするのもよいでしょう。短く簡潔にまとめることで、記憶にのこりやすい動画になります。
なお、伝えたいメッセージを絞る際には、動画の構成を考える必要があります。構成の考え方について詳しくはこちらをご覧ください。
短い動画尺でインパクトを与える
イベント動画は、短い時間で視聴者にインパクトを与えることが大切です。
例えば、イベントの開催告知動画であれば、1分程度でイベントの概要をわかりやすく伝えるようにしましょう。また、展示会の出展ブースなどで自社の魅力や価値をPRする動画であれば、なるべく冒頭に伝えたい内容をまとめてインパクトを与えましょう。
インパクトのある面白い動画を制作するのであれば、他の企業のアイデアを参考にすることもおすすめです。企業の面白い動画のアイデアについては、以下の記事もご覧ください。
イベント来場者の目線で作る
来場者の目線で作ることもイベント動画では意識しましょう。参加者が興味や関心を持つような内容や演出を盛り込むことで、視聴者の興味を引き付け、イベントへの参加意欲を高めることができます。
例えば、イベントの開催告知動画であれば、参加者が「このイベントに参加したい」と思うような、イベントの魅力や見どころをわかりやすく伝えるようにしましょう。また、展示会などの会場で流す動画であれば、参加者が「この企業から得られるものは何か」を具体的に伝えるようにしましょう。
イベント告知と動画を組み合わせる
イベント動画は、広告やプレスリリースといったイベント告知と組み合わせることで、より効果的に活用することができます。動画でイベントの魅力や見どころをアピールすることで、参加者の興味や関心を高め、イベントへの参加意欲を高めることができます。
例えば、イベントの開催告知をSNSやYouTubeで配信することで、イベントの認知度を高め、イベントへの参加者を増やすことができます。また、視聴者が興味を持つことで、拡散されて多くの人に知ってもらうきっかけにもなります。
イベントへの高揚感を演出する
イベント動画は、イベントへの高揚感を演出することで、参加者の楽しみや期待を高めることができます。そのため、イベントの雰囲気やワクワク感を演出するような映像や音声を盛り込むようにしましょう。
例えば、イベントのオープニングムービーであれば、イベントのテーマや内容をわかりやすく伝え、イベントへの期待感を高めるような演出を盛り込むようにしましょう。また、イベントのエンディングムービーであれば、イベントのハイライトや参加者の声などを盛り込み、イベントの成功を印象づけるような演出を盛り込むようにしましょう。
アニメーションを使用する
アニメーションは、イベント動画に動きやインパクトを与えるのに効果的です。また、実写では表現できないような映像も制作することができます。
例えば、イベントのテーマや内容をわかりやすく伝えるために、アニメーションを活用することができます。また、インパクトや高揚感や演出するためにも効果的です。
弊社が提供する「ムビサク」では、アニメーションを用いたイベント動画の豊富な制作実績があります。
無料相談も承っておりますので、ぜひ一度お問い合わせください。
企業のイベント動画の成功事例
イベントを成功に導くためには、他の企業の成功事例を確認することもおすすめです。
- ラッキー工業株式会社
- スマサテ株式会社
- 株式会社コーユービジネス
- 株式会社シービーティー
- 株式会社まほろば工房
ぜひ、イベント動画を制作する際の参考にしてみてください。
ラッキー工業株式会社
事例:展示会イベント用商品紹介動画-ラッキー工業株式会社
抱っこひもを中心にベビー用品を開発するラッキー工業株式会社の展示会向け動画です。保育士の声から生まれた商品であることを強調し、対象者のニーズに合わせた訴求力を高めた動画になっています。
スマサテ株式会社
事例:不動産査定システムのサービス紹介動画
1分で査定が完了する不動産のAI査定システム「スマサテ」を提供するスマサテ株式会社のイベント動画です。
イベントでサービスの認知度を高めるために、サービス名である「スマサテ」を頻繁に織り込む構成になっています。
株式会社コーユービジネス
事例:展示会ブースでの商品紹介動画
AR技術を活用したスマートグラスで、物流業務の効率化に大きく貢献できる「ロジスグラス」を提供する株式会社コーユービジネスの商品紹介動画です。
インパクトのあるアニメーション動画で来場者の目を引く映像表現になっています。
株式会社シービーティー
事例:DX推進サービスの紹介動画
クラウド型の収支管理システムである「プロカン」を提供する株式会社シービーティーのサービス紹介動画です。
展示会イベントでのサービス紹介を目的にして、ターゲットとなる収支管理に課題を感じる企業に対して、サービスの機能や魅力を伝える動画になっています。
株式会社まほろば工房
事例:展示会ブースでのデジタルサイネージ動画
クラウド自動通報サービス「Symphony Call」を提供する株式会社まほろば工房のイベント動画です。
展示会の出展ブースでのデジタルサイネージで上映する動画として、来場客にブースに立ち止まってもらうことを目的とした構成になっています。
イベント動画のよくあるご質問
イベント動画についてのご質問はかなり多くいただきます。その中から、頻度の高いものへの回答をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
- イベント動画を撮影するときのコツはありますか?
- イベントを撮影して動画にする場合は、事前の企画と準備を入念に行っていくことが失敗しないコツです。当日のスケジュールを把握して、登壇者の動きをイメージしておきましょう。また、事前に会場に足を運び、リハーサルを行っておくこともおすすめです。証明やマイクの位置を確認して、参加者の邪魔にならないところから撮影を試みましょう。
- アタックムービーとは何ですか?
- アタックムービーとは、イベントの節目やポイントで流す動画です。イベントの雰囲気や期待感を高め、参加者の注意を引く効果があります。イベントの途中で流すアタックムービーは、参加意欲を高めることで、イベントの満足度を向上させます。また、オープニングやエンディングにもアタックムービーは用いられます。
- 動画のライブ中継を何配信といいますか?
- 動画のライブ中継をライブストリーミング配信と呼びます。ライブストリーミング配信とは、インターネットを通じて、リアルタイムで映像や音声を配信するサービスです。ライブ配信とほぼ同じ意味ですが、ライブストリーミング配信は、特に動画配信に用いられることが多い言葉です。
まとめ
イベント動画は目的やターゲットに合わせて、制作することが大切です。イベントの開催前の告知として制作するのか、イベントの開催中に足を止めてもらうきっかきにするのか、イベントの開催後にオンライン上で配信するのかによって、構成が変わっていきます。
弊社が提供する「ムビサク」では展示会や会社説明会などで流すイベント動画の豊富な実績があります。
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