動画マーケティングでユーザーの購買意欲や認知度を向上させる方法として、 SNSによる動画投稿があります。
ICT総研の「2022年度SNS利用動向に関する調査」によると、国内のSNS利用者数は8,270万人を超えており、今後もユーザー数が増加すると予測されているため、動画を公開する媒体としてSNSは最適です。
しかし、SNSによって利用しているユーザー層が異なるため、売上を伸ばすためには自社商材に合ったSNSを使う必要があります。
本記事では、これからSNSで動画マーケティングを始める方に向けて、6つの主要SNSの特徴について詳しく解説します。成果の出やすい動画を制作するためのポイントも紹介しますので、ぜひご覧ください。
動画制作サービス「ムビサク」ではSNS動画の豊富な制作実績があります。動画制作を検討している方はぜひ一度お問い合わせください。
- 動画マーケティングに活用できるSNS
- SNSに適した動画を制作するポイントとコツ
- SNSで動画を配信した事例
目次
動画配信におすすめの6大SNS

動画マーケティングによく利用されているSNSとして、以下の6つがあります。
- YouTube
- TikTok
- LINE
それぞれ適しているコンテンツや動画の長さについて詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
6大動画SNS①:YouTube
月間利用者数 ※2022年5月時点 |
7,000万人 |
利用者層 | 10代~60代 |
動画の長さ | 15秒 |
好まれるコンテンツ | ジャンル不問 |
特徴 |
・動画投稿がメインのSNS ・動画の細かい分析が可能 ・広告収入も得られる |
YouTubeは動画コンテンツをメインに投稿できるSNSです。一般的な横型の動画と最大60秒以内の縦型の動画であるショート動画(YouTube ショート)を投稿できます。幅広い層に視聴されているため、どの分野でもマーケティング効果を期待できます。長尺の動画でも見てもらいやすく、商品の使い方や魅力について詳しく紹介したいときにおすすめです。
また、一定の条件を満たすことで広告収入を得られます。広告収入の条件については以下の記事で詳しく解説していますので、収益化を考えている方は参考にしてみてください。
6大動画SNS②:Twitter
月間利用者数 ※2017年10月時点 |
4,500万人 |
利用者層 | 10代~30代が中心 |
動画の長さ | 15秒以内 |
好まれるコンテンツ | トレンドに合わせた動画 |
特徴 |
・140文字以内の文章を投稿できる ・短い動画が好まれやすい ・リツイート機能で拡散されやすい |
参考:Twitter Japan公式アカウント|Twitter
Twitterは140字以内のテキストと一緒に画像や動画を投稿できるSNSです。文章がメインのコンテンツですが、動画を投稿することで視認性が高まり多くの人に見てもらえます。
自分の投稿フィードに他人の投稿を再掲載できる「リツイート」機能があることも特徴です。面白い動画を投稿することで多くの人がリツイートしてくれるため、自社の動画が拡散されてより多くの人に視聴してもらえます。
ただし、Twitterを利用している人は一つのコンテンツを見る時間が短いため、短尺で短い動画を制作することが求められています。
6大動画SNS③:Facebook
月間利用者数 ※2019年7月時点 |
2,600万人 |
利用者層 | 30代~40代 |
動画の長さ | 15秒~60秒 |
好まれるコンテンツ | ビジネス系 |
特徴 |
・ターゲティングしやすい ・サムネイルを設定できる ・長めの動画も投稿できる |
Facebookは実名での登録が必要なSNSです。プロフィールで実名や年齢、職業を公開しているユーザーも多く、ターゲットを絞った動画の配信をしやすいことが特徴です。ビジネスの目的で利用しているユーザーもおり、BtoB企業でもFacebookを活用することでターゲットに訴求できる可能性があります。
また、Facebookでは文字数が最大60,000字、動画が最大240分と膨大な量のコンテンツを一度に投稿することが可能です。他のSNSと比べるとじっくりコンテンツを見る人が多いため、長尺の動画でも視聴してもらいやすい傾向があります。
Facebookで動画投稿しようと考えている方はこちらの記事もおすすめです。アップロードできる動画の仕様や投稿方法も確認できますので、参考にしてみてください。
6大動画SNS④:Instagram
月間利用者数 ※2019年3月時点 |
3,300万人 |
利用者層 | 10代~40代 |
動画の長さ | 15秒 |
好まれるコンテンツ | 商品紹介やプロモーション |
特徴 |
・画像や動画で訴求できる ・加工機能がバリエーションに富んでいる ・限定感の演出も可能 |
参考:Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破|Meta
Instagramは画像や動画など視覚的に情報を伝えることに特化したSNSです。ユーザーの目に留まるような動画を制作することで、自社商材への関心を持たせられます。以下のような3つの投稿機能があり、それぞれを有効活用することで自社サイトやECサイトへと誘導することが可能です。
投稿の種類 | 概要 |
---|---|
フィード | ホーム画面に表示される一般的な投稿機能 |
ストーリーズ | 画面上部に表示され、24時間のみ配信できる投稿機能 |
リール | 音楽やエフェクトを加えて1分以上の縦型動画を投稿できる機能 |
Instagramもユーザーの興味を引くためには、短い時間で印象に残る動画を制作する必要があります。
6大動画SNS⑤:TikTok
月間利用者数 ※2021年8月時点 |
1,700万人 |
利用者層 | 10代~20代 |
動画の長さ | 9秒〜15秒 |
好まれるコンテンツ | エンタメ性の高い動画 |
特徴 |
・ショート動画の配信に向いている ・アプリ内で編集が可能 ・拡散性が高い |
参考:「2021年に活用を始めないと乗り遅れる」電通天野氏に聞くTikTok活用の今|MarkeZine
TikTokは、1分以内のショート動画の投稿に特化したSNSです。SNSのアルゴリズムによって動画を拡散しているため、不特定多数の人に動画を配信できます。TikTokはアプリ内で動画編集できることもメリットです。テロップの挿入やカットなどを手軽に行えるため、動画編集ソフトを所有していなくても良質な動画を配信できます。
ただし、ユーザーは興味のない動画が配信されるとすぐにスキップするため、短時間で興味を引く動画を制作することが求められています。
縦型の動画については以下の記事でも紹介していますので、メリットや活用事例を知りたい方はぜひご覧ください。
6大動画SNS⑥:LINE
月間利用者数 ※2021年12月時点 |
9,400万人 |
利用者層 | 10代~60代 |
動画の長さ | 15秒 |
好まれるコンテンツ | ジャンル不問 |
特徴 |
・利用者数が圧倒的に多い ・1対1でコミュニケーションを取れる ・クーポンの配信も可能 |
LINEは個人間でのトークに特化したSNSです。LINE公式アカウントを作成してユーザーと友だち登録をすることで、ユーザーに動画を配信することが可能です。
LINEを利用しているユーザーは自ら公式アカウントに登録をしていることから、自社商材に興味のある顕在層が多い傾向にあります。すでに購買意欲が高いため動画を配信して商材の魅力を伝えることで、購入への後押しができます。
クーポンの配布やお問い合わせの対応も可能なため、効率的な情報発信ができる点もメリットです。
ただし、動画を見てもらうにはアカウント登録が必須なため、友達の追加を増やすためにあらゆる方法で呼び込む必要があります。
SNSに適した動画を制作するポイント6選

購買意欲や認知度を高めるにはユーザーが動画を気になってクリックし、最後まで視聴してもらえる動画を制作することが大切です。そのようなユーザーにとって魅力的な動画を制作する方法として、以下の6つがあります。
- ポイント1:印象に残るサムネイルを作成する
- ポイント2:SNSのユーザー層を意識した動画にする
- ポイント3:テロップを挿入する
- ポイント4:ストーリー性のある動画を制作する
- ポイント5:オリジナル性を意識する
- ポイント6:アニメーション動画を制作する
具体的な制作ポイントを紹介しますので、ぜひご覧ください。
ポイント1:印象に残るサムネイルを作成する
YouTubeやFacebookでは動画をクリックしてもらえるように、印象に残るサムネイルを作成しましょう。ユーザーは視聴する動画を選ぶ際、サムネイルを重視することが多いためです。
商品の画角や光の当て方を意識して撮影して伝えたいことをテロップで強調することで、ユーザーの目に留まりやすくなるため試してみましょう。
ポイント2:SNSのユーザー層を意識した動画にする
SNSによってユーザーの年齢層や動画のテイストが異なるため、それぞれのSNSに合わせた動画を制作する必要があります。
たとえば、TikTokやYouTubeショートの場合はエンタメ性のある動画が好まれやすく、短尺で刺激的な動画にすることが大切です。Twitterの場合は情報収集に活用している人もいるため、有益な情報や意外性のある情報を配信することで拡散される可能性が高まります。
ポイント3:テロップを挿入する
テロップを挿入することで動画の内容がより伝わりやすくなるため、ユーザーへの訴求力が高まります。場面に応じてテロップの色やフォントを変更することで、商品のイメージアップやブランディングにもつながります。
ミュートで視聴しなければならない環境にいるユーザーにも、動画の内容が伝わりやすくなるためおすすめです。
ポイント4:ストーリー性のある動画を制作する
短い動画でも起承転結を意識してストーリー性のある動画を制作することで、最後まで視聴してもらえる可能性が高くなります。効果音やナレーションを使って場面を変えるよう工夫することで、よりストーリー性が生まれるためおすすめです。
また、動画の内容はユーザーが共感できるものにし、冒頭でユーザーの心をつかめるように工夫しましょう。
ポイント5:オリジナル性を意識する
今まで見たことない新鮮さを感じる動画がユーザーに好まれやすいです。オリジナルイラストやBGMなどを活用して競合と被らない表現方法を用いることで、動画に目新しさが生まれます。
自社や自社商材のブランドメッセージやキャッチコピーから考えると、オリジナリティのある企画や表現方法が見つかりやすくなります。
ポイント6:アニメーション動画を制作する
アニメーション動画は実写ではできないような複雑な表現が可能です。とくに無形商材を扱っているBtoB企業はアニメーションを用いることで、商材のメリットや利用シーンをわかりやすく伝えられます。
数字や図表も用いて説明できるためユーザーが直観的にイメージしやすくなり、印象に残りやすい動画を制作することが可能です。
ただし、アニメーション動画は制作スキルがないと制作するのに多くのコストや時間がかかります。そのため、もしアニメーション動画を制作したいと考えている方は、制作会社への依頼も検討してみましょう。
弊社のアニメーション動画制作サービス「ムビサク」では最短10営業日以内で制作することが可能です。企画や動画構成の考案が無料なため、低価格でマーケティング効果のあるSNS用の動画を制作できます。
無料の相談も承っていますので、動画制作に悩んでいましたら下記からお気軽にお問い合わせください。
SNSを活用した動画マーケティングのコツ

高品質な動画を制作し、SNSに投稿しても視聴してもらえなければ意味がありません。動画を多くの人に見てもらうためにも以下のことを実施しましょう。
- KGIとKPIを明確にする
- 長期間かけて運用し続ける
- SNS広告も活用する
なお、こちらの記事でも動画マーケティングについて詳しく紹介しています。動画マーケティングを実施する手順について把握できますので、ぜひご覧ください。
KGIとKPIを明確にする
動画広告を制作する前に、最終的に達成したい目標である「KGI」と、KGIを達成するための中間目標となる「KPI」を設定しましょう。2つの目標値を設定することで、達成に向けてPDCAを回しながらSNSを運用できます。
動画マーケティングに用いられる指標として以下のようなものがありますので、参考にしてみてください。
指標 | 指標の種類 |
KGI |
・売上 ・営業利益 |
KPI |
・動画から自社サイトへの流入数 ・自社サイトのリンクのクリック率 ・動画再生回数 ・平均視聴時間 ・完全動画視聴率 |
SNSに動画を投稿する目的に応じてKGIやKPIを決め、動画の内容やSNSの運用方法を改善しましょう。
長期間かけて運用し続ける
SNSを運用開始してもすぐには効果が出ません。フォロワーやチャンネル登録者数がいないと拡散されにくいためです。少しでも多くの人に認知してもらうためには動画を継続的に配信し続けることが求められます。
また、YouTubeに動画を投稿したらTwitterで告知するように、複数のSNSを活用することもマーケティング効果を高めるためのひとつの手段です。複数のSNSを運用することで多くの人を流入できるため、拡散されやすくなる可能性があります。
SNS広告も活用する
すぐに売上を獲得したい場合はSNS広告を活用しましょう。SNS広告にはYouTubeの動画の前後や途中に表示される広告や、TwitterやFacebookの投稿フィードに表示される広告などがあります。
SNS広告を配信することでフォローやチャンネル登録をしていない人にも動画を配信でき、多くの人に認知してもらうことが可能です。
広告費は発生しますが、即効性が高いため短期で売上を獲得したい方や期間限定のキャンペーンを実施したい方におすすめです。
SNSでの動画配信の事例3選

自社で制作したSNS動画の事例を3つ紹介します。
- 事例1:株式会社Gakken(YouTube)
- 事例2:Spes株式会社(YouTube)
- 事例3:株式会社インヴァランス(TikTok)
動画制作の参考になるかもしれませんので、ぜひご視聴ください。
事例1:株式会社Gakken(YouTube)
事例:絵本「ちっちゃな おさかなちゃん」YouTubeプロモーション動画
株式会社Gakken様が出版している0~3歳向けの絵本「ちっちゃな おさかなちゃん」のプロモーション動画を制作しました。
絵本に登場する可愛らしいキャラクターとBGMを組み合わせることで、飽きのない動画に仕上げています。
事例2:Spes株式会社(YouTube)
事例:サービスサイト掲載用のプロモーション動画
Spes株式会社様には、在庫管理システム「スペース」のプロモーション動画の制作依頼をいただきました。
BtoB向けの無形商材でも導入メリットが伝わりやすいよう、シンプルなアニメーションを用いて表現しています。
事例3:株式会社インヴァランス(TikTok)
事例:TikTok広告用の縦型動画
株式会社インヴァランス様がYouTubeチャンネルで公開している「Z世代のマネー学」の動画をTikTok用に編集した動画です。
YouTubeへの流入を獲得するために動画の内容をわかりやすくまとめています。
SNSでの動画配信のよくあるご質問
SNSでの動画配信についてのご質問はかなり多くいただきます。その中から、頻度の高いものへの回答をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
- 動画配信に適したSNSは何ですか?
-
動画配信に適したSNSは以下のとおりです。それぞれ適切な動画の長さも記載しましたので参考にしてください。
YouTube:15秒
Twitter:15秒以内
Facebook:15秒~60秒
Instagram:15秒
TikTok:9秒〜15秒 - YouTube は SNS に入りますか?
- はい、YouTubeはSNSに分類されます。厳密にはYouTubeは動画共有プラットフォームです。ただし、ユーザーが自分自身のアカウントを作成し、コメントや評価によって他のユーザーとのコミュニケーションや交流があるため、SNSの要素も備えていると言えます。
- Instagramに投稿できる動画はどれくらいのサイズですか?
-
Instagramに投稿できる動画の縦横比(アスペクト比)は正方形の1:1、縦型の4:5と9:16、横型の1.91:1の4種類になります。
また解像度は、正方形が600×600px、縦長が600×750pxと1080×1920px、横長が600×315が推奨です。
まとめ

国内でよく利用されている6つのSNSはそれぞれ利用者の年齢層や好まれる動画が異なるため、自社商材のターゲット層に合うSNSを活用しましょう。
マーケティング効果が得られるよう、ストーリー性やオリジナル性を意識しユーザーの印象に残る動画を投稿してみてください。
長期的にSNSを運用し続けることで多くの人に認知してもらいやすくなるため、投稿頻度を意識して動画を配信しましょう。
なお、もしマーケティング効果のある動画の制作を検討している方は弊社の動画制作サービス「ムビサク」を利用してみてはいかがでしょうか?
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