サービス紹介の事例を知りたい、失敗しない動画制作をしたいと考える担当者の方も多いのではないでしょうか。
インターネットの普及とともに、ビジネスシーンでの発信手段として動画の活用が注目されてきました。なかでもサービス紹介動画は、視覚的にサービスの特徴を伝えられるため、多くの企業が活用しています。
そこで本記事では、サービス紹介動画の魅力を最大限に引き出すための「成功事例13選」を詳しく紹介します。「これからサービス紹介動画を作ろう」と考えている方や、「反応が少ない」と感じている方にとって、参考になるはずです。
成功事例からよさを学び、自社のサービス紹介動画をより効果的なものにしていきましょう。
動画制作サービス「ムビサク」ではサービス紹介動画の豊富な制作実績があります。動画制作を検討している方はぜひ一度お問い合わせください。
ムビサクのサービス紹介動画制作について詳しく知りたい方はこちら
- BtoBサービスの紹介動画事例
- BtoCサービスの紹介動画事例
- サービス紹介動画の配信方法
サービス紹介動画の成功事例13選を紹介
サービス紹介動画の事例を、「BtoBサービス」と「BtoCサービス」に分けて紹介します。
BtoBサービスのサービス紹介動画の事例は下記のとおりです。
- 【ソニービズネットワークス株式会社】Sony ソムリエツール
- 【株式会社ベーシック】ferret One CMS サービス紹介動画
- 【ミーク株式会社】MEEQ サービス紹介動画
- 【株式会社ブロードバンドタワー】Dell PowerScale
- 【スマサテ株式会社】不動産査定システム サービス紹介動画
- 【oVice 株式会社】ovice(オヴィス)サービス紹介動画
- 【株式会社うるる】fondeskサービス紹介動画
一方、BtoCサービスの事例はこちらです。
- 【豊橋ケーブルネットワーク株式会社】サービス紹介動画
- 【株式会社バリュースタッフ】バリプラサービス紹介動画
- 【株式会社MONO Technologies】「マカセル」 サービス紹介動画
- 【株式会社KINTO】【新しいクルマの持ち方】KINTO サービス紹介動画
- 【株式会社メルカリ】フリマアプリ紹介動画
- 【ENEOS株式会社】ENEOS Charge Plus スゴイEV充電 サービス紹介動画
それぞれどのように紹介しているのか、特徴を見ていきます。
なお、「スマサテ株式会社」と「豊橋ケーブルネットワーク株式会社」の事例以外は弊社作成の動画ではありませんが、イメージがつかみやすいため引用しています。
BtoBサービスの事例
ここでは企業向けの「BtoBサービス」事例を7つ紹介します。
事例1:【ソニービズネットワークス株式会社】ソムリエツール
こちらのサービス紹介動画は、わずか15秒でサービスの概要を伝える動画です。
BGMのみでナレーションもなく、実写とスライドを組み合わせ、編集効果を加えたシンプルな動画になっています。15秒でありながら、サービスがテレワークに向いていることや、体調管理にも役立つことが直感的に理解できるでしょう。
またコロナ禍では、濃厚接触者の把握に苦労した企業も多いのではないでしょうか。
しかし、ツールで濃厚接触者が把握できることをアニメーションで簡潔に説明しており、メリットが伝わりやすいです。
引用:ソムリエツール・オフィス篇(15秒)
事例2:【株式会社ベーシック】ferret One CMS サービス紹介動画
こちらのサービス紹介動画は、サービスを提供している企業の社員が出演するサービス紹介動画です。一見するとセミナー動画のように感じますが、セミナーではなくサービス紹介を行なっています。
最大の特徴は、社員が出演しているため、サービスに対する信頼感がもてる点です。インフルエンサーや芸能人を起用したCMとは異なり、実際にサービスを提供している人の顔が見えます。そのため、サービスに対する自信や熱意が感じられ、視聴者に思いが伝わるでしょう。
また単調な説明にならないように、スライドやアニメーションも使用されています。わずか2分の動画で、メリットが簡潔にまとめられています。
引用:【1分でわかる】ferret One CMS サービス紹介動画
事例3:【ミーク株式会社】MEEQ サービス紹介動画
こちらのサービス紹介動画は、IoT向け通信サービスを紹介した最近の動画です。
他の動画と異なり、BGMのみでナレーションやテロップなども挿入されていません。落ち着いたBGMのみで、視聴者にスライドを読んでもらいやすい構成になっています。
興味が湧いた視聴者は、一時停止をして詳しい説明を読みます。白を基調としたスライドなので、文字も読みやすいでしょう。
短いカットをつなげて視聴者を飽きさせない構成もありますが、この動画のようにあえて「読んでもらうためのサービス紹介動画」も面白い構成と言えます。
引用:MEEQ サービス紹介動画
事例4:【株式会社ブロードバンドタワー】Dell PowerScale
こちらのサービス紹介動画は、スライドと写真を使って制作した、新サービスの紹介動画です。企業向けのサービス紹介動画なので、視聴者をひきつけるための強い言葉や派手さはありません。
しかし、テクノロジーをイメージさせる背景や落ち着いたBGMが「製品の信頼性」を高めています。製品の写真も多く使われ、適宜アニメーションが挿入されることで、サービスをイメージしやすいよう仕上げられています。
引用:Dell PowerScaleご紹介動画
事例5:【スマサテ株式会社】不動産査定システム サービス紹介動画
こちらのサービス紹介動画は弊社制作の事例で、不動産のA.I査定システムを紹介する動画です。実写ではなくアニメーションとスライドを組み合わせて制作しています。
冒頭はクイズ形式を使って視聴者に問いかけ、離脱されない工夫をしています。クイズの答えはいずれも「スマサテ」であり、サービス名の連呼による視聴者への印象づけが効果的です。また実績やメリットの数値を何種類も提示することで、説得力を高める動画に仕上げています。
後半はサービスの特徴を説明しており、スライドの中にアニメーションを挿入することで、利用時の様子が具体的にイメージできます。終盤にはアニメーションとともに「ずっと無料」の文字が大きく表示されるので、この特徴も視聴者の記憶に残るでしょう。わずか1分ほどの動画に3つの特徴をまとめられるのは、アニメーションによる理解しやすさがあるからです。
事例:不動産査定システムのサービス紹介動画│アニメーション動画制作サービス【ムビサク】
なお、同様のサービス紹介動画を作成したいとお考えの場合は、以下もご覧ください。
また見積もり・お問合せは、以下よりお願いします。
事例6:【oVice 株式会社】サービス紹介動画
こちらのサービス紹介動画は、社員同士のコミュニケーションや小さい会議を開きやすくするアプリの紹介動画です。まずナレーションによるオープニングからはじまり、アプリ名や利用するメリットを印象づけます。スライド風の説明をメインとしながらも、写真をアニメーション式で動かしたり、仮想空間をイメージさせたりする工夫が見られます。本来なら別々のアプリで把握することがひとつで完結する、というメリットが明確です。
さらにアプリの画面を動画にして何度も挿入し、視聴者に使っているときのイメージをもたせています。
引用:ovice(オヴィス)サービス紹介動画
事例7:【株式会社うるる】fondeskサービス紹介動画
こちらのサービス紹介動画は、電話代行サービスを紹介する動画です。実写とスライド、アニメーションがテンポよく切り替わる編集が印象的です。音声もナレーターだけでなく、実写動画の演者の声も利用しており、視聴者が飽きません。動画はまず、よくある悩みを話す実写動画からはじまります。
動画を見た視聴者は「このような場面、よくある……!」と感じるでしょう。
次にサービスの流れをスライドとアニメーションで説明します。単なるスライドではなく、細かくアニメーションが挿入されているため、離脱されにくいのではないでしょうか。
引用:fondeskサービス紹介動画
BtoCサービスの事例
次に個人向けの「BtoCサービス」事例を6つ紹介します。
事例1:【豊橋ケーブルネットワーク株式会社】サービス紹介動画
こちらのサービス紹介動画は弊社制作の事例で、Wi-Fii回線サービスを紹介する動画です。全編アニメーションとBGMで構成されており、利用者の思考に沿った構成で作られています。サービス紹介のあとに「でも、このような心配もあるのですが」とさらに悩みを追求し、サービスがその悩みまでも解消してくれることを示します。
最後に行動を促すフレーズやプレゼントの告知もあり、視聴者は行動したくなるのではないでしょうか。
事例:WEB動画広告用オリジナルアニメーション
この動画のようなサービス紹介動画を作成したいとお考えの場合は、以下もご覧ください。
また無料で見積もりも行っていますので、まずは以下よりお問い合わせください。
事例2:【株式会社バリュースタッフ】バリプラサービス紹介動画
こちらのサービス紹介動画は、アルバイト探しに使えるBtoCのアプリ紹介動画です。全編アニメーションとアプリ画面のみで作られる簡潔な動画構成です。
冒頭で登場する人物が若年層に絞られており、アプリの想定される利用者が明確に決められているとわかります。そのため、「高時給」「スキマ時間に働ける」といったメリットも刺さりやすいでしょう。アプリ利用の流れや視聴後の行動を促すフレーズも挿入されており、1分間に必要な要素が入れ込まれた緻密な動画に仕上がっています。
引用:【バリプラサービス紹介動画】ホテル・ブライダルのアルバイト探しアプリ
事例3:【株式会社MONO Technologies】マカセル サービス紹介動画
こちらのサービス紹介動画は、出品ツールについて紹介した動画です。全編スライドになっており、使用される背景もオレンジ一色とシンプルなので、伝わる情報が絞られます。
想定される利用者が若年層であるためか、使用されているBGMもポップな雰囲気のものが挿入されています。
また、スライドに表示される説明もほとんどが短いため、わかりやすいです。動画制作の際は、できるだけサービスの魅力を伝えたいという企業の思いから、多くの要素を入れてしまいがちです。しかし、できるだけシンプルにしたほうが視聴者にとってもわかりやすくなります。 メッセージをひとつに絞ることの重要さがわかる動画です。
引用:「マカセル」 サービス紹介動画
事例4:【株式会社KINTO】KINTO サービス紹介動画
こちらのサービス紹介動画は、スライドを中心として実写やアニメーションも加えたサービス紹介動画です。冒頭にナレーションを務める女性が登場しており、サービスに対する信頼感を与えるでしょう。スーパーで販売される野菜に「生産者の顔」が表示されるのと同じで、「提供者の顔が見えると信頼しやすい」という人間の心理が働くためです。
サービス説明はスライドが中心で、図表やグラフがあることで理解しやすいです。導入費用の紹介では、グラフがあるため「定額で利用できる」と直感的に伝わります。
引用:【新しいクルマの持ち方】KINTOサービス紹介
事例5:【株式会社メルカリ】フリマアプリ紹介動画
こちらのサービス紹介動画は、フリマアプリとして有名なメルカリが制作した動画です。動画の最初に挿入される「メルカリ」のフレーズは、視聴者の記憶に強く残るはずです。実際のアプリの使用画面も多く挿入し、使用時の様子を伝えています。
また訴求する言葉が印象に残るよう作られており、「3分で出品可能」「簡単」「安心」といった言葉が多く使われています。
引用:フリマアプリ「メルカリ」紹介動画 【メルカリ公式】
事例6:【ENEOS株式会社】ENEOS Charge Plus サービス紹介動画
こちらのサービス紹介動画は、電気自動車の充電サービスを紹介した動画です。生活インフラである車のサービスで、かかる費用や手軽さが伝わるように構成されています。全編アニメーションで制作されており、利用するメリットがわかりやすいです。
特徴は効果音(SE)の使い方で、3〜6秒に一度は効果音が鳴るように挿入されています。短く効果音を挿入すると視聴者が飽きず、離脱されにくいメリットがあります。26秒と短い動画で、テンポのいいカット割りと効果音により、最後まで飽きずに見られるのではないでしょうか。
引用:ENEOS Charge Plus スゴイEV充電 サービス紹介動画 ショートver
サービス紹介動画を配信する2つのパターン
せっかく制作したサービス紹介動画なので、最大限に活用したいところです。ここでは配信先について以下2つのパターンを解説します。
- オウンドメディアやオフラインでの配信
- SNSを活用した外部への配信
なお商品紹介のポイントについては以下の記事も参考になるはずです。
1:オウンドメディアやオフラインでの配信
まずひとつ目は、自社が運営するメディアや、対面形式の直接的な場面でサービス紹介動画を視聴してもらう方法です。オウンドメディアとは自社のウェブサイトやコラム記事などを指します。
自社のコラム記事で動画を配信する場合、構成設計次第でいつ動画を視聴者に見せるか決められます。YouTubeなどは他の動画がおすすめ欄に出るため、集中して見てもらえず離脱されてしまうかもしれません。
また展示会やイベントなどのオフライン配信は、直接顧客の反応を見てフォローが可能です。興味をもったイベント参加者にデモ画面として動画を見てもらい、その場で補足や疑問への回答もできるでしょう。
なおオウンドメディアでの動画活用については、以下の記事で詳しく解説しています。
2:SNSを活用した外部への配信
YouTubeやTwitterなどのSNSは、今や人々の生活の一部です。
SNSに動画を投稿することで、自社のウェブサイトを訪れることがない人々にも、自社のサービスを知ってもらえます。
またSNSは、視聴者が自由に共有できるため、口コミのように多くの人に広がります。この拡散性の高さがSNSマーケティングの注目されているひとつの理由です。
しかし、すべてのSNSが自社のサービス紹介に適しているわけではありません。各SNSは、利用者層によって興味関心の対象や活動時間などが異なります。したがって自社のターゲットとする顧客層がどのSNSを利用しているのかを把握し、プラットフォームに合わせた配信をすることが重要です。
プラットフォームに合わせたSNS配信について知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
サービス紹介動画の事例に関するよくあるご質問
サービス紹介動画の事例についてのご質問はかなり多くいただきます。その中から、頻度の高いものへの回答をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
- サービス紹介動画とは何ですか?
- サービス紹介動画とは、ソフトウェアや体験型サービスなどの無形商材の使い方や活用方法を紹介することが目的の動画です。自社のサービスが魅力的で価値のあるものとして市場にアピールする効果があります。用途としては、サービスに認知度拡大、リード獲得、商談での営業資料など幅広く活用されています。
- サービス紹介動画の作り方はどのような流れですか?
- サービス紹介動画は大まかに「企画」「撮影」「編集」の3ステップで行われます。ただし、SaaSやDXなどのシステムでは、サービス自体の撮影が難しいこともあります。場合は、撮影の代わりに、イラスト素材の取得や、図の作成などが加わります。無形商材であればアニメーション動画で作成することもおすすめです。
- サービス紹介動画の単価はいくらですか?
- 動画のクオリティや長さにもよりますが、サービス紹介動画の費用相場は30万円~100万円程度です。ただし、金額はアニメーション動画にするか実写動画にするかでも異なります。撮影やキャスティングを伴わないアニメーション動画は、比較的安価に制作が可能なため、動画制作会社に見積もりを依頼することがおすすめです。
まとめ
サービス紹介動画の成功事例を13例紹介してきました。いずれもイラストやアニメーションを上手に取り入れ、視聴者にとってわかりやすく、行動を起こしやすい動画に仕上がっています。
なかにはサービスの雰囲気に合った、「おしゃれ」で「かっこいい」と感じられる動画もありました。高い品質の動画であれば、サービスそのものも高品質に感じてもらえる可能性があります。
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